2015年9月21日月曜日

フルスロットル

ポール・ウォーカー最後の主演作ということで見ることにしました。最期の出演作は撮影中だった『スカイミッション』になるのでしょうが、主演はこれが最後?『ワイリドスピード』シリーズも最初はダブル主演だったけどなぁ。 タイトルの『フルスロットル』からてっきりカーチェイス系の映画と思って見始めました。見始めてすぐに感じたのは既視感。「あれッ?見たことがある」そのはずでした。仏映画『アルティメット』の米版リメイクです。しかもダブル主演の一人は仏版でも同じ役を演じている、パルクール創始者のダヴィッド・ベル。脚本も同じリュック・ベッソン。 ストーリーはパリをデトロイトに変えただけで大筋同じ。政府から見放され隔離され荒廃した地区に盗まれた爆弾を捜しに行く。ポール・ウォーカーらしく車のシーンがありますが味見程度、生身の体全体を使ったアクションが全編にあります。 仏版でポールの役を演じたのはスタント出身。アクションはキレキレでしたが俳優としての華はポールのほうが上でしょう。人質になる女優もこっちのほうが好みかなぁ。

2015年8月9日日曜日

地獄のヒーロー ザ・プレジデント・マン

『地獄のヒーロー』といったらチャック・ノリス。 でもこれは見たことがありませんでした。 ベトナム帰りの大学教授、実は大統領直属のトラブル解消人。 何時の作品なのでしょうか?最近じゃないよね。大統領の名前でブッシュが出てくるけど親父のほう?息子のほう? 最期の因縁の敵で出てきたのは前田吟?一瞬見間違えましたが違いました。でも見覚えがある。思い出しました。『007黄金銃を持つ男』でタイのエージェントだった。 人工衛星から地上を監視できるのはいいが、過去まで遡れるはずはないやろ! 毎回ステルスからスカイジャンプで任務に入るけど回収はどうする? 人質は海軍?が回収してたけど本人はどこへ?

2015年7月23日木曜日

バンテージポイント

『演説中の大統領を撃ち抜いた1発の銃弾。8人の異なる視点から始まる8つの時間、真実はいったい何なのか?』パッケージのこの言葉に何か面白そうと手に取りました。 1発じゃなくて2発でしたね。8人の目撃証言の食い違いを検証して真実を突き止める話かと思っていましたが、実際は主人公のバーンズが犯人を捜しているときにあう人の狙撃前からの行動から真実が見えてくるといった感じ。何回も時間が戻るので最初はなじめなかった。そのうちに戻るたびに真実が明らかになっていくのがたまらなくなる。 期待してなかったけれど面白かった。 観光客のアメリカ人ハワードがいい。最期アンを助けるのは彼だろうと予想はしていたが予想どうりだった。本当はもう一歩進んで、彼も元シールズくらいでバーンズが窮地に立った時に助けるのもいいかなと思っていた。 テロリストの最終的な目的が不明のまま終わってしまい、自滅のような幕切れは爽快感を減少させた。 心配なのはレポーターのアンジー。死んじゃったのかなあ。見覚えのある顔だった、アンジーを演じていたのは、ゾーイ・サルダナ、アバターで現地人を演じていた。そのアバターで共演していた シガニー・ウィーバーがTV局の上司として共演している。シガニー・ウィーバー1回も椅子から立ち上がりません。ゾーイ・サルダナ、アバターでは特殊メイクしていたので素顔がわかりずらかった。どこで見たのかは、新生スタートレックのウフーラ。

2015年7月17日金曜日

未知との遭遇


リアルタイムで見ている映画だけれど、あとでDVDで見直したのは映画館で見たものとは別物だった。 今回のBDはオリジナル・特別編・ファイナルと3パターンが収録されている。 オリジナルでロイがデビルスタワーの模型をリビングに作るシーンが、ロイの狂気を一番あらわしていて、印象的な場面だったので特別版でカットされていたのは少し不満だった。今回オリジナルで見直すことができてよかった。 宇宙人の造形だが、最初に出てきた蜘蛛のように手足の長いのが印象に残っていて、あとから出てきたのは忘れていた。見直すと最期の宇宙人はのちのETに通じる姿形だった。

2015年7月9日木曜日

パブリック・エネミーズ

『パブリック・エネミーズ』を観ました。長い間、何時みようかと悩んでいた映画ですが見てしまいました。 話は、犯罪王デリンジャーの話。何回か映画化されていて前回映画化されたその名も『デリンジャー』を見ているわけです。前回の主役はウォーレン・オーツ。実際のデリンジャーと風貌も似ていて適役と言われた記憶がある。しかし、見た記憶はあるのだが全然覚えていない。ラストなど『俺たちに明日はない』のボニーとクライドと混同していた。『撃たないで。Gメン』といったとか言わないとか伝説も覚えていない。
 

で、今回の映画。プリティーボーイが早々殺されてしまい、あれっといった感じ。デリンジャーは仲間に恵まれなかったようになってしまった。 最期見た映画でボギーに死に際はすっきりと死にたいという言葉で、捜査官に囲まれたとき観念したのだと思う。しかし、GFをいたぶった捜査官には何らかの痛手を与えて欲しかった。しかし、群衆の中であんなにはっきり銃を構えたらパニックにならないのかと思う。でも、話としてはうまくまとまった。 ところで前作なぜ見たんだろう。監督はデビュー作だし、ウォーレン・オーツもほかに見た記憶がない。もしかしたら『おかしなおかしな大泥棒』に出ていたからその流れかなあ。

2015年6月23日火曜日

ラストマン・スタンディング

ラストマン・スタンディング [Blu-ray]

 なぜこの映画見たんだろう?答えは一つ。監督がウォルター・ヒルだから。
見る映画を決めるとき、監督か出演者できめる。その対象は変化していくんだけど。
ウォルター・ヒルは『ウォリアーズ』で気に入って見続けてきたが、これは見ていなかった。

最近、ラストマンスタンディングといえばWWEの試合しか思い浮かばなかったがこんな映画があったんだねと見ました。ジャケットからギャング映画とは思いましたが、内容は『用心棒』のリメイクだんたんだねぇ。
映画が始まって出演者を見ていると、
『ブルース・ダーンが出ている』
ちょっとうれしくなりました。主役には向かないけれど気になる俳優なんだな。
僕にとってはかれは『ジョン・ウェインを殺した男』ジョン・ウェインを倒した。しかも背後から銃撃という卑怯なやり方で。
11人のカウボーイ [DVD]

そう、ブルース・ダーンは 二枚目ではないが主役を食う名脇役なのだ。
僕がブルース・ダーンに注目したのは『ザ・ドライバー』これもウォルター・ヒル監督の作品だった。主役のライアン・オニールを追ういやな刑事の役だった。「イザベル・アジャーニもきれいだったな」と思い出は尽きないけれど、この映画での彼も最初は悪いやつを見逃して自分を守る保安官。

ラストマンになったのは誰だったのだろう。僕はジョーだったと思っている。
「勝ったのは俺たちじゃない。あの百姓たちだ」『七人に侍』のセリフが頭の中で再生されていた。

2015年6月22日月曜日

トランスフォーマー/ロストエイジ

4作目見ました。3D版を眼鏡をかけて。 でもあまり3Dで見る必要もなかった。 3Dならもっと一人称の画面のほうがいいと思う。ミサイル一つでも奥からこちらに近づいてくる。といった画が欲しかった。 途中なぜか中国に移ったけれど中国の必要はなかったよね、中国に媚びてるのか?そういえば『ミッションインポッシブル』も3作目は中国に行ってた。4作目は中東からインドだったからこれからはインドがくるのか?

2015年5月5日火曜日

2010

『2001年宇宙の旅』の続編。ブルーレイで見直しました。 ブルーレイなのに鮮明でない部分が気になった。 2010年といえば今から5年も前。人類は木製どころか火星にも到達していない。 『2001』での疑問(HALはなぜ狂ったのか?)を解決する映画。 『2001』の時はHAL、そして『2010』ではSAL。サル、なんか退化してしまったようだ。 今作では木星を太陽化してしまったが、小松左京は『さよならジュピター』で木星を爆破している。SF界の巨匠は考えることが似ているのだろうか?どちらも興行的にはいまいちだったけど。 太陽が二つになったくらいで地球上の紛争が無くなるだろうか?お花畑すぎないか?木星が太陽になったところでエネルギー問題の解決にはならないだろうに! ラストで緑の楽園に出現したモノリス、「また地球にモノリスが!」と思ったが、あそこは衛星エウロパらしい。 まだ、モノリスが何で誰が作ったのか?解明されない。クラークはこの後「2061」「3001」と執筆している。実は買ったけど読んでいない。

2015年5月1日金曜日

猿の惑星

暇なときに見てきて、あと『最後の猿の惑星』を残すのみとなりました。 そこで、ここまで観てきた感想を少々。 『猿の惑星』『続猿の惑星』は初見でした。それ以降はリアルで見ています。 『猿の惑星』初見ではありますがラストの衝撃シーンは聞いていましたので待ち構えたシーンになってしまいました。50年も前の映画なので映像はチープさはあります。でもそれは仕方ないでしょう。演出上、最後のシーン引っ張りすぎじゃないですか。頭部のシルエットだけでもあの像だとわかるとおもいますし、近づかなくてもわかると思います。岬を回ったら目の前にドーーンのほうがいいような。あと、2000年後でしょう?コンクリートの耐久年数からあんなに原型が残らないのではないでしょうか。せめて100年単位では? 問題は『続・猿の惑星』。前作の好評から急遽制作が決まったのでしょう。無理があります。相対性理論を知っていたから連絡のつかないテイラーを捜索に来るはずがありません。移民か何かで当初から合流することになっていたなら別ですが。前作で衝撃のラストが好評だったのでここでも衝撃の展開を用意しなければなりません。それが地球消滅でした。ただそれだけ。何も残りませんでした。 『新・猿の惑星』。前作の興行成績はどうだったのでしょうか?よく続編を作る気になったと感心しました。前作の救いようのないラストから優秀な猿がテイラーの宇宙船を引き揚げて地球を脱出して過去へ!。ちょっと待った!猿の文明は内燃機関もまだなかったはず。日本でいえばよくて江戸。宇宙船を飛ばす技術はなかったはず。さらに時間曲線を遡って過去に来るなんて。
ロディ・マクドウォールが今作から主役に。しかし特殊メイキャップで素顔は知らなかった。素顔を知ったのは『ヘルハウス』。あの目が特徴的で印象に残った。コーネリアスもジーラも殺されてしまうが子供だけはジーラの機転で助けられる。チョット明かりが見えた作品(猿にとって)・ 『猿の惑星・征服』。黒人の奴隷解放とダブらせて新たな理解者に黒人を持ってきたのはわかる。しかし、流れが速すぎる。言葉が話せる一匹だけでここまでできるでしょうか?話の中で「失敗しても何回もやり続ける」みたいなこと言っていたが1回で成功してる。仲間との意思の疎通はどうとっているのだろう。演出ではシーザーがまるでテレパスのようだった。