何年前の映画だろう?以前LDでも持っていたけど、今回BRを購入したので鑑賞。
パトリック・スウェイジ、チャーリー・シーン、リー・トンプソンなど以降有名になる若手が出演していた作品。
のどかな高校の授業中、突然空から空挺部隊が降下して町を占領する。9.11の前、アメリカ本土が攻撃されるなんて誰も想定していなかった。民間機を装って侵入するなど9.11を思い返させた。
山へ逃げた8人の若者の物語。
途中、撃墜されたF15のパイロットが加わり戦術を教えます。ガンダムでいうところのスレッガー中尉みたいな役回り。彼も戦車を破壊する代わりに命を落とします。
「悲しいけどこれ戦争なのよね」この言葉が頭の中で再生されていました。
8人いた仲間も裏切りもあり、一人二人と倒れていき、最後リーダーと弟は撃たれて公園のベンチで休んでいるところでフェードアウトでエピローグになります。
友軍が反撃して大戦は終わったことになっていますが反撃の場面はありません、カタルシスは得られませんが余韻をもって終わっていきます。
占領軍を一方的に悪とは描かれていません。司令官は住民を見せしめとして虐殺しますが、部下、たぶんエクアドル人は疑問におもっいぇいます。後半投入される軍人はプロの軍人で虐殺を否定しています。この軍人割りと好きなんだけど、あまり活躍できなかった。もう少しプロの才覚で追いつめていってほしかった。
原題は『RED DOWN』最近『レッド・ドーン』としてリメイクされている、占領軍がソ連から北朝鮮に代わっているようだ、評判はあまりよくないが機会があったら見てみよう、
パトリック・スウェイジは今作後『ダーティ・ダンシング
』で脚光を浴び、『ゴースト/ニューヨークの幻
』で人気を確立した。
チャーリー・シーンは『プラトーン
』で注目され『ウォール街
』『ヤングガン
』などのヒット作に出演して地位を確立した。